2022年2月11日(金・祝)~13日(日),札幌駅地下歩行空間(チ・カ・ホ)北1条イベントスペース(東)で開催される「No Maps ローカル・クリエイターズ・エキシビション5」に,昨年度に引き続き,夢プロジェクト e²club とメディアデザイン学科の学生作品が展示されます。
このイベントでは,札幌都市圏でメディアアーツ作品の制作や,最新テクノロジーを応用した創造的問題解決に取り組む学生たちの作品展示が行われます。
本学からはメディアデザイン学科の小谷ゼミ3年生による「北海道新幹線Xファンタジー」をテーマとした空想科学イラスト展示と,電気電子工学科の学生が主体の e²club による「電気電子工学技術とアイデアで創るInstallation Art」作品展示を行います。当・北方地域社会研究所(RINC)では研究テーマである鉄道と地域文化への取り組みの一環として,この展示に協力しています。
展示されるイラスト「北海道新幹線Xファンタジー」をテーマとした空想科学イラスト(北海道科学大学 未来デザイン学部 メディアデザイン学科 小谷ゼミ3年生)は次の通りです。
一ノ口 龍磨さん「未来の新社会人」 海中トンネルを走っている新幹線の車窓から海の生き物を眺めている女の子です。窓に映る彼女がスーツ姿なのは、これから就職活動が始まる私自身と重なり、期待と不安の中、未来へ出発する姿かもしれません。
加藤 千里さん「想いをのせて発進」 幼い子供が水中服を着て列車に乗り、お魚さんたちに逢いに行くという構図です。お魚さんと一緒に海の中を鉄道ドライブしたいという子供ならではの夢を叶えました。水中服の酸素は列車と繋がっているため海の中で下車することは不可能です。
山本 央さん「青」 海中列車をテーマに制作しました。 「列車」という日常的な風景と海中を掛け合わせることで、普段とは違う非日常的で幻想的な空間を演出しました。 俯瞰のアングルで、絵全体がのっぺりしないよう意識しています。また、後ろの窓から差し込む光で逆光を作り、主役の女の子がふんわりやわらかい印象になるようライティングを行いました。
中井 理得さん「海底旅行」 本来、青函トンネル内走行中の北海道新幹線から海の様子を見ることはできません。しかし、もし外の様子を見ることができたなら、きっと幻想的で美しさに溢れているだろうと思い、制作しました。子どもの時、誰しもがイメージした青函トンネルの様子をイラストから感じていただければと思います。
お近くにお立ち寄りの際はぜひご覧ください。
(※ この記事は,本学NEWS TOPICSの記事を参考に致しました。)
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